孤高の山、タラナキ山に語り継がれるマオリの伝説とニュージーランドの自然が作り出す絶景。

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|エグモント国立公園にそびえ立つタラナキ山。

1900年、ニュージーランドの国立公園として2番目に指定されたエグモント国立公園(Egmont National Park)。そこで孤高にそびえ立つタラナキ山(Mt.Taranaki)、別名=エグモント山(Mt.Egmont)は標高2,518mでニュージーランド北島の西海岸(New Plymouth)に位置する。その景観が富士山に良く似ていることから、ニュージーランドの富士とも呼ばれる。マオリ語でTARA=山頂、NAKI=輝く「輝く山頂」という意味で、雪に覆われたタラナキ山頂が輝いてみえるからだろう。見る場所によっては、左右対照の美しい景観であり、ニュージーランドで最も多くの人が登山する山として親しまれている。また、富士山に似ている事から映画「ラストサムライ」の撮影で使われたのも有名である。

 

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|ニュージーランドの自然が作り出す絶景。

ニュージーランドで最も完璧な円錐形をした火山であり、最後に噴火したのは1775年で「死火山」ではなく「休火山」と言われている。エグモント国立公園は、タラナキ山頂から半径10キロ以内が森林保護地区に指定されているため、手付かずの牧草地がそのまま残っているため円形に見えるのだ。以前、飛行機からタラナキ山を見た時は、ニュージーランドの自然が作り出す絶景に感動を覚えた。

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img_ABqaZx出典:http://taptrip.jp/1144/
MtTaranaki_NewZealand.weekly出典:https://www.axelspace.com/hodoyoshi-1-images/taranaki-new-zealand/

|タラナキ山にまつわるマオリの言い伝え。

なぜ?タラナキ山が独立した火山かというと、マオリの面白い言い伝えが存在する。かつて、ニュージーランド北島中心部に存在するトンガリロ国立公園にそびえる3つの活火山(トンガリロ山、ルアペフ山、ナウルホエ山)と仲良く暮らしていたが、タラナキ山がピハンガと呼ばれる美しい丘に恋をしたことでトンガリロ山ともめて、逃げるように西へと向かい孤立したのだとか。その時に流したタラナキ山の涙がファンガヌイ川(whanganui river)になったというユニークな物語である。ちなみにファンガヌイ川は、ニュージーランドに9つあるグレート・ウォークの1つでファンガヌイ・ジャーニーと呼ばれる。全長290kmの神秘的な川であり自然のままの原生林に覆われた中をカヌーやカヤックで冒険できるのだ。

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