「多くのモノを消費しすぎるのが大問題なんだよ。その殆どのモノは必要ないものだしね。」リユースエコカップで環境問題に取り組む、ニュージーランドのGlobelet社を立ち上げたRyan.【How’s it going? #6】

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この人なんだか面白そう、カッコ良いな〜何かヒントになるかも!などなど、ニュージーランドにまつわる人へ、どういった考えや想いをもっているのか?ちょっぴり覗いてみるHow’s it going?企画。今回は、ニュージーランドの音楽フェスやイベントに行くと、必ずと言っていいほど見かけるリユースエコカップ。いったどこの誰がやっているんだ、めっちゃ気になる!?という事でメールをしたら、Ryanがインタビューを快く受けてくれました。

「何かを信じる力は、無限大だ!!!」

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|こんにちは!ご出身はどこですか?

こんにちわ!ニュージーランド北島のLevinだよ。

|Levinなんですか!?今、Levinのメリノウール工場と日本のアウトドアガレージメーカーをつなぐ仕事をしているんです!なんだか奇遇です。ところでRyanは、なぜこのビジネスをはじめたの?

うーん、誰かのために働くんじゃなくて、自分が自分の短い時間のなかで意味のあるコトを、そして地球のためになるコトをしたいと思ったからかな。

|ところでRyanは、環境問題について理解のある家庭に育ったの?

全くないよ。(笑)僕の家族は、良いものが安く手にはいる世界で育ったんだ。 この世界は本当に素晴らしいよ。だけど、多くのモノを消費しすぎるのが大問題なんだよ。そしてその殆どのモノは必要のないものだしね。 これを理解するという事と、それに対して何かを行動するということはまた別問題なんだよ。 僕たちのほとんどは自分たちの都合良く行動し、それ以外は気づかなかったことにしているんだ。

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|そこから、なぜ?環境問題に興味をもったの?

興味を持たず、何も気にしないのは簡単でしょ?当時、フランス人の彼女が、僕がどんなに無意識だったかを気付かせてくれて、そんな僕を変えてくれたんだ。それ以降、ずっと自分自身に信じ込ませていたことを忘れ、気付いたんだよね。 全てが選択できるってね!僕は今まで間違えた選択をしていたんだよ。地球に対して無頓着になり、思いやる気持ちを忘れていたんだ。

|ニュージーランドはエコ先進国だと感じているんだけど、どう思うかな?

いや〜、世界中どこの国もまだまだエコ先進国ではないよ。(笑)

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|Globeletの取り組みモデルは?

ドリンク購入時に2ドルでカップも購入してもらい、使う。おかわりも、同じカップを使い回す。帰りに返却すると、2ドルか帰ってくる。もし、カップを持って帰りたい場合はOK!(※ここでは、2ドルの例。)そのフェスやイベントごとに、オリジナルカップなのか、レンタルカップなのかで取り組み方法は、様々。

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|いま、ニュージーランドのフェスは何パーセントぐらいがglobeletを使ってるの?

メジャーなフェス90%が使ってるんだよ!(すごいシェア!たしかに、globelet以外みたことがない。。。)

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カップのデザインがどれも素敵なんだけど、誰がデザインしているの?どこで作ってるの?

ニュージーランド南島のクライストチャーチで作っているんだよ。現在はTANE williams cupだけだよ。でも新デザインを優秀なデザイナーに頼んで年内に発表する予定だよ!

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|どんなデザインか楽しみですね!環境に取り組む、今後の新商品展開など考えているの?あと、海外進出の野望とか?

食器(お皿、ナイフ、フォーク)と再利用可能なコーヒーカップを安価で発表する予定だよ。それと次の目標は、アジアなんだ!韓国、日本、タイを皮切りにしたいとおもっているんだよね。 

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|協力できる事は、しますよ!今回のビジネスをしていく上でもっとも難しかったことはある?

ありがとう!難しい事は、興味をもち、そして労わり、変わることを恐れない人を探すことかな。有名なKIWIの起業家、Geoff Ross(MOA Brewwing companyのChairman)の言葉を用いていうと”何も考えない全ての愚か者は、NOと言う” 

|Ryanの周りで、面白い活動をしている人とかいる?(環境問題に関わらず。)

僕の友達のTobyは26歳で、自宅に自給自足のための庭を作ってるんだ。なぜなら自分たちの食事は99%アウトソースに頼っているけれど、彼は人々がもっと簡単に他人に頼らず生きる方法を模索し、そしてそれをビジネスにしようとしているんだ。すばらしいよね!

|ニュージーランドで一番好きなところってどこ?

それは、2時間もあれば会社が設立できて、自分の好きなだけ会社を作れるところかな。しかも最低賃金の1日のお給料ほどの資金でね。ややこしい手続きも必要ないし少額で。それでも100%のサポートが得られる所かな。

|ニュージーランドは、起業しやすい世界一の国とも言われていますよね。Ryanは、日本にいったことはある?

本と映画だけでね。でも実際にいったことはないよ。

|いつか日本へも行ってみてくださいね!じゃあ、最後にRyanのモットーを!

何かを信じる力は無限大だ!!!!!

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ありがとうございました!これからのGlobeletの活躍を期待しています。また今後の活動の中でも新たな展開などあればお話を聞きたいと思っています。

とても忙しい中、インタビューのアポを即答してくれたRyanに感謝。地球に思いやる考えシフトし行動し、ゴミを出さない環境問題に全力を注ぎ、ただのエコカップという形でなく、しっかりとしたクリエイティブデザインを融合させるコトで、カッコよくスタイリッシュに環境問題へ取り組めるんだと思う。ニュージーランドでは、イベント主催者側も、しっかりとゴミに対する意識の高さを持っていることから、Globeletのような活動が受け入れられるのだと感じる。そして、日常で足を運ぶカフェや飲食店で、リユースカップや、エコカップを取り入れている店が多いように感じるのも、それぞれが地球への想いやりに意識を向けている証拠であり共感したい。

以前書いた記事の中でも、WOMADフェスティバルが「ZERO WASTE(廃棄物ゼロ)そして、4つのR (Reduce、Reuse、Recycle、Rethink)を目指す」活動の中で、やはりGlobeletのカップを使用していた。同じ考え、想いを共有することで、さらに大きな活動に繋がっていく。これからも、Ryanの活動を応援したいと思う。

●Many Thanks Ryan. –Globelet

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ゆるゆるの国、ニュージーランドで感じたコト。見たもの。出会ったヒト。を中心に発信。ちょっぴりでもニュージーランドに興味を持ってもらえたら幸いです。