環境先進国であり、再生可能(自然)エネルギー90%を目指すニュージーランド国で思うコト。

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ニュージーランドは、フィヨルド、活火山、森林など観光資源が豊かな国であり、約8割の電力が再生可能エネルギー(自然エネルギー)でまかなっている。同時に、電力会社も自由に選択することができるのだ。

|再生可能エネルギーとは?

Sunset Turbines

水力、風力、太陽熱、地熱、バイオマスなど、資源が枯渇しないクリーンなエネルギー資源のことである。(石油や石炭、天然ガスなどの化石燃料は限りある資源。)

|ニュージーランドの再生可能エネルギー分布

ニュージーランドは現在、約58%が水力発電、約14%が地熱発電、そして約5%が風力発電、約1%がバイオマス。残りが、天然ガスと石炭である。

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|2025年までに90%の再生可能エネルギーを目指す。

ニュージーランド政府は、2025年までに90%の再生可能エネルギーを目指すと公表している。実際に、経済大国であり人口の違う、アメリカや日本と比較するのは難しいが、他国と比べても自然環境やエネルギーに対する考え方が少し違うと感じる。というのは、ニュージーランド国民自体が環境問題への意識が高く、さらにはマオリの考え方で「人間は自然の一部に過ぎず、自然を支配するものではない。」とあり、自然との共存を望む根っこがあるのだろう。

今後、環境問題にもつながる水力発電は増やさず風力発電や地熱発電を中心とし、新たな潮力発電所の建設も計画しているようだ。そこでは、日本の技術も貢献しているようで誇らしく思う。

Wairakei Geothermal Power Station


|電気代が高いからこそ、節電意識が高く無駄にしない。

実際にニュージーランドの電気代は高い。しかし、無駄な電力消費をしないコトが大事であり、電化製品(冷蔵庫、洗濯機)などには電力の節電率表示がされている。それぞれが節電意識を持って取り組むことが重要なのだと思う。

そして、ニュージーランドの人々は、「朝」明るくなれば起き、「夜」暗くなれば寝る。こういったシンプルなライフスタイルが電力節電にもつながっていると思う。眠らない街「東京」とは違い、眠る街「オークランド」は綺麗な星空を楽しめる魅力もあるのだ。

Milkyway and Auckland

最後に、ニュージーランドで生活をしていて感じるのは、停電や、エアコンが効いていないお店も良くあることだ。しかし、自分が子供だった時には停電も良くあり、暗闇の中で家族との時間を楽しんだものである。お店でエアコンが効いていなくても、誰も文句一つ言わないのは先日の記事にも書いた「Generosity(寛容)」だったり、少し我慢すれば良いコトでもある。

東京に住んでいる時は全てが便利であり何も不自由することはなかった。全てが当たり前のコトで、だからこそ気づくコトも少なかった。しかし、ニュージーランドに来てからは良い意味での不自由さを覚えた事で、日常では考える事のなかった「大事なコト」を少しづつ教えてもらっているように感じる。

Top picture : mattwalker69

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ゆるゆるの国、ニュージーランドで感じたコト。見たもの。出会ったヒト。を中心に発信。ちょっぴりでもニュージーランドに興味を持ってもらえたら幸いです。