6歳のトランスジェンダー女生徒のためにユニセックストイレを設置したニュージーランドの小学校「最優先すべきなのは、生徒がハッピーでいられる環境作り。」

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ニュージーランドでは学校が生徒の性別や性的嗜好およびトランスジェンダーによる差別を法律で禁止しており、学校が生徒達の安全を優先するよう義務付けられている。また以前の記事にも書いたが、アジア・オセアニア地区では初の同性婚が認められる国であり、個を尊重するリベラル国家だと強く感じている。

詳しくはコチラを読んでいただきたい→「重要なのは、何が適合なのかを法律で決めることでもなく、適合じゃないコトを排除するべきでもない。」21世紀のリベラル国ニュージーランド、同性愛改正法制定30周年Anniversary Exhibitions

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そんな中、ニュージーランドのオークランドにある小学校が6歳のトランスジェンダー女生徒のために文部省のサポートでユニセックストイレを設置したのだ。もちろん生徒のクラスメイトや両親たちは非常に協力的で、きちんと理解したうえで受け止めているようだ。

「最優先すべきなのは、学校側として生徒がハッピーでいられるようにすること。」

今回の件について関わっている理事は、「この決定は生徒をサポートするという事であり、私たちは個々のアイデンティティやカルチャーを守るというポリシーがあります。それには、もちろんトランスジェンダーも含まれています。すべての生徒が学校環境で安全と感じる権利があり、私は”生徒のありのままを受け入れ、余計な心配をせず学業に専念できるよう万全を尽くす”という信念の一員であることを誇りに思う。」と言っている。

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そして、ここで重要なのは色々なことが様々な方法で表現でき「幼少期にポジティブな基盤を構築するためには、多様性を受け入れる環境作り。」だと。

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ニュージーランドという国は常に変化し、多様性を受け入れ環境を作りあげる。とても当たり前のように聞こえるが、それには周囲が受け入れ理解することが必要だ。そこはGenerosity(寛容)な国民性で成り立っているのだと感じる。

そして「生徒がハッピーでいられるようにすること。」とてもシンプルだが、暖かく心強い言葉である。僕自身、Toastieを通じ日々感じるのは「とにかく寛容(generosity)であれ。」人としての本質をニュージーランドという国から学ばせてもらっているように感じる。

出典:Stuff.co.nz
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