世界経済フォーラム(World Economic Forum:WEF)がジェンダーギャップ指数を発表。
ジェンダー・ギャップ指数というのは、いわゆる世界各国の男女格差による順位で、いくつかの項目を数値化し決まります。女性が働きやすい国ランキングで常に上位ランクのニュージーランドは一体何位だったのか?
上位は北欧が占めており、1位アイスランド、2位フィンランド、3位ノルウェー。そしてニュージーランドは、前回より1ポイントアップの9位。アジアでは、フィリピンが7位。日本は、大幅ダウンの111位。
調査項目内容は?
・経済活動の参加と機会(給与や専門職での雇用)
・教育(教育への就学)
・健康と生存(寿命、男女比)
・政治への関与(意思決定機関)
各国の順位(調査対象144ヶ国)
1位:アイスランド
2位:フィンランド
3位:ノルウェー
4位:スウェーデン
5位:ルワンダ
6位:アイルランド
7位:フィリピン
8位:スロベニア
9位:ニュージーランド
10位:ニカラグア
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111位:日本(ファイト!)
ニュージーランドのジェンダーギャップ指数で思うコト。
ニュージーランドで仕事をしていると、意思決定ポジションに女性が多く存在し、男女格差は確かに少ないと肌で感じる。世界初の女性参政権を獲得した国だったり、女性首相もいたりもある。(詳しくは、以下記事を是非とも読んでもらいたい。)
それに、ニュージーランドの男性がKiwi Husband(キウィハズバンド:ニュージーランド黒鳥のKiwiは、メスが卵を産んだ後、オスが卵を温めヒナをかえし子育てもする。)と呼ばれるように、男性が率先して育児や家事をする事もあり、女性が活躍できる環境をバランス良く作り出しているのだなと。
独身女性でも、ママさんでも女性が活躍できるニュージーランドカルチャーが少しでも広められたらと感じる今日この頃です。
世界を変える20人の女性、ニュージーランド元女性首相ヘレン・クラーク氏とは?「我々の世代の使命は、女性が組織のトップになることが普通である社会に変えることだった。」
ニュージーランドは、世界初の女性参政権を獲得した国でもあり、なぜ女性が活躍できる国なのか?
出典:WEF
titlepicture:Keoni Cabral / Husband & Wife Walk . . . (to divorce court)