「BBQ=男性の仕事みたいになってる。でも七輪だったら女性でも簡単にできるし、子供だってね。 」ニュージーランドのニューカルチャーlittlebbqインタビュー前編

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ニュージーランドのニューカルチャー「littlebbq」を突撃取材。

11月某所、littlebbqを主催するマイケルさんの自宅にてランチをご馳走になりつつのインタビュー。ここらへんのオモテナシは、やっぱりニュージーランド人の優しさとコミュニケーションカルチャースタイルだなと感じつつ、本当に感謝です。

という事で、車を走らせること約1時間、マイケルさん宅に着くなり衝撃が!あまりにも素敵すぎる家にテンションが上がってしまい、インタビューをすっぽかしお宅拝見からスタート!今まで行ったことのある家の中では、ぶっちぎりの1位を獲得。

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大自然に囲まれ、家も可愛く、キッチン窓から広がる海、敷地内にはミニハウスやハーブガーデンも。これぞ、ニュージーランドのドリームハウスな感じで、ぐぅのねも出ないくらい素晴らしかったです。

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もうこれは、お宅訪問の取材に変更しよう!?願望にかられましたが、そこはグッと我慢してインタビューを敢行。(ご夫婦でお話を聞かせてくれました。)まずは、前編をお送りいたします。

なぜ?ニュージーランドで七輪なのか?littlebbqの想いとは?

ーーこんにちわ!先日のlittlebbqローンチパーティは、とても楽しかったです。ありがとうございました!今日は、littlebbqについて色々お話を聞かせてください。それでは自己紹介からお願いします!

はい!マイケル・イーストン。出身はWaikatoです。 littlebbqとWestpoleという会社の代表をやってます。 この仕事を始める前は広告代理店をやっていて、その前は建設会社、で、そのもっと前は映像関係で働いていて、もっともっと前はアートスクールに通ってたんだ。

ーーそうなんですか!?けっこうクリエイティブな仕事が多かったんですね。ところで、日本の七輪を使ったlittlebbqですが、まずは七輪との出会いを教えてください。

初めて七輪を知ったのは、タヒチに旅行へ行った時なんだ。 その時に食べたフードトラックが、七輪で肉や野菜を焼いて食べるスタイルだったんだけど、とても気に入って、これをニュージーランドに持って帰りたいって思ったんだ!

でも全然手に入らなくて、どうやらブリスベンで買えるらしいという情報を元に、七輪購入旅行を企てて、わざわざブリスベンまで行って2つ購入したんだけど・・・実はそれは日本製じゃなくて中国製だってことがわかって。(苦笑)それで直接日本とやりとりをすることになった訳なんだけれど、まぁ誰も僕たちが七輪を欲しいっていうのを信じてくれなくて(笑)

なんで七輪!?って。ハハハ〜! (笑)

なんとか七輪を売ってくれるっていう所を見つけて、はるばる日本まで見に行くことにしたんだ。で、今こうやって七輪を売ってるってわけ。

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ーーしかし、日本で七輪に出会ってとかではなく、タヒチで七輪を体験したというストーリーが面白いですね!そこからの行動力もすごいです(笑)すでに四苦八苦あったようですが、、、七輪ビジネスをするにあたり大変だったことって他にもありますか?

まずは、やっぱり言葉の壁。

自分自身、日本語が全く分からない中で、交渉を進めなくてはいけないから通訳を挟んで話しを進めていたんだけれど、実際の商品発送となると色々な規約や規制がある中で、相手が全てを100%理解してくれているのか?とか不安に思うこともあったりね。現地では直接顔を合わせて通訳さん通じて話しをしていたので、まだよかったんだけれど、こちらに戻ってきてからのメールでのやりとりとなると、相手の顔が見えない分、不安も大きかった。

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ーーそれ、すごーくわかります。。。

そして、一番大変だと感じたのは、ニュージーランド人への教育。僕たちKIWI(ニュージーランド人をKIWIと言います。)にとってBBQはとても身近なものだけれど、これが七輪(テーブルBBQ)となると誰も知らない物だからね。

ーーたしかにニュージーランドは、超ビッグなBBQ台でガンガン焼くスタイルだから、真逆ですよね。

あ!あとは季節の違い。追加オーダーがしたくて連絡をしたら、今のシーズンは作ってないって言われて。BBQのシーズンじゃないからって。今欲しいなら特別に作らないといけないっていわれたんだ。 季節によって作ったり作らなかったりするなんて知らなかったから驚いたよね。




ーーえ?日本のBBQのシーズンって言えば夏?しかし七輪の勝手なイメージだと冬に使うってイメージだし、だとしたら今のシーズンに作ってないってちょっと不思議。まぁ、色々あったんですねぇ。。。

そうだね。でも、まぁ何事もやり方はあるしね。無いならプレオーダーをすればいいし、やり方はいくらでもあるよ。 ハハハ〜!

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ーーそうですよね〜!(笑)今は、どのくらいの数を輸入しているんですか?在庫とか。

現状700個ぐらいかな。つい最近追加で100個ほどオーダーしたんだ。

ーーそんなにあるんですか!?すごいですね。その中でも、ローカルから一番人気のモデルとかありますか?

う〜ん、そうだな〜、一番大きいSC-392っていうモデルかな。でも多分それって、ただ単に一番大きいっていうだけの理由だと思うんだよね。 ニュージーランド式のBBQに慣れてるKIWIは、大きいから沢山焼けるしね!的な単純な考えなんだと思うんだ。ハハハ〜!

でもまぁ、時間が経つにつれ、皆んなが「七輪の使い方、食べ方」っていうものを理解し、慣れてきたら小さいのも売れていくと思っているよ。

例えばうちでlittlebbqをやる時なんかは、小さいのを3つ同時に使ったりするんだ。 1つは肉用、もう1つで焼きおにぎり、最後の1つで野菜を焼いたりね。 それでも通常のBBQ台使うより全然小さいスペースで出来るしね。

 

Prepping the team lunch for Very Good Dumplings. BBQ vegetables in tamari-ginger dressing. #vegetables #bbq #winter #lunch #eatdifferently

littlebbq.co.nzさん(@littlebbqnz)が投稿した写真 –

それに、BBQをより社交的に楽しめると考えているんだ。七輪をテーブルに置いて、皆んなで焼くのを楽しみながら食べるってすごく楽しいし、 直火で料理するのってすごく基本的なことだけど、それがとっても楽しいよね。

ーーたしかに、同時に複数台とか、社交的に楽しむっていう感覚でBBQを楽しむって改めて考えてみると面白いですね。しかし、ニュージランドは、直火じゃなくガスが主流でガンガン焼きますが、炭って身近なものなんですか?

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そうだね、確かにガスが主流だけど、炭も人気があるよ。 正直ガスでやるのはBBQじゃないよね。あれはただ屋外で料理してるってだけだよ(笑)炭で焼くことで、香ばしさが出て美味しくなるし、それこそがBBQの醍醐味だと思ってる。

過去10~15年の間にガスが主流になって、だから伝統的な料理方法である炭火焼って特別感があるよね。 最近では炭火焼のレストランとかも増えて、炭火焼ってもの自体が人気が出てきたと思うし。 正直、ガスで調理したものなんて、いつでも、どこでも食べれるしね。やっぱり炭火焼は格別だよ。

ーーうーん、確かに!強いこだわり!七輪BBQの長所と短所ってどんな所だと思いますか?

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じゃあ、まず良い点から挙げようかな!

これが適切な単語か分からないけれど、一言でいうならば「親密感」があるっていうところかな。 七輪を使って一緒に焼きながら食べることで、会話も増えるし、すごく社交的な時間が過ごせるし、 長い時間をかけてゆっくり食べることで、その時間を長く楽しめるし、体にも負担が少ないっていうメリットもあるよね。

それと、やっぱり料理する場所を選ばないってことかな。コンパクトで持ち歩きができるから、どこでも料理できるし、その時の状況や気分によって場所を変えられるっていうのはとってもいいよね。

短所は、これはどのBBQに関しても(サイズや調理法に関係なく)言えることだと思うんだけど、調理後の掃除かな。 脂や焦げがこびりついた網や台を洗うのって、楽しい時間から一転してテンションが下がるよね。(笑)けど、それってBBQに限らず普通の食事だって食べ終わったら後片付けが必ずあるし、食事をするっていう行為には必ずついてくるものだし、七輪だけの特別な短所っていうのでは無いよね。

(サラさん:そうね、我が家でも後片付けは男の仕事になってるしね(笑)特にBBQの後片付けにおいては男性の仕事になってるわ。)

そう、そこなんだよね。 うちにも大きなBBQ台があるけど、過去に奥さんがBBQをやったことなんて、本当に1回か2回ぐらいしか無いけど、七輪と出会ってからはむしろ率先してやってくれるんだ。 ニュージーランドのBBQ人口って多分すごくバランスが悪くて、BBQをやるほとんどの人が男性なんだよね。

BBQ=男性の仕事みたいになってる。でも七輪だったら女性でも簡単にできるし、子供だってね。

あんな大きな金属の塊で火をつけているところに子供を近寄らせるのは危ないけれど、七輪だったらすぐ隣で親が手を貸しながら一緒に焼くことだって出来る。 性別も年齢も人数も関係なく出来るってすごいよね。あ、あれ?短所の話してたのに結局長所の話になっちゃった。(笑)つまり良いことしかないってことだね!ハハハハハ〜!(爆笑)

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性別も年齢も人数も関係なく出来て、親密感があり、時間をかけて調理する美味しさなど自分自身、日本人でありながら七輪について深く考えた事もなかったので逆に新鮮な話に。むしろ、なるほどな〜と思ってしまいました。(笑)これからの季節、クリスマスギフトでニュージーランド人にlittlebbqをプレゼントしたら喜ばれるかもですね!もしくは、一緒にlittlebbqを楽しんだら、きっと盛り上がりますね〜!

littlebbqのインタグラムには、ニュージーランドの食材を使った、ヨダレ急なlittlebbqが。マッスルとか、かなり美味しそうです。

 

Mussels on little BBQ. #nzseafood #kaimoana #seafood #japanesebbq #grill #localfood #greenlippedmussels #portablebbq #hibachi #shichirin

littlebbq.co.nzさん(@littlebbqnz)が投稿した写真 –

後編につづく。

Special Thanks / littlebbq (Michael&sarah)& coffee pen

クリスマススペシャル企画☆あの本をプレゼントしちゃいます!

2016.12.06

ニュージーランドのニューカルチャー『littlebbq』って?取材レポート。

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ABOUTこの記事をかいた人

ゆるゆるの国、ニュージーランドで感じたコト。見たもの。出会ったヒト。を中心に発信。ちょっぴりでもニュージーランドに興味を持ってもらえたら幸いです。